先週末、一泊二日で長野県佐久市に農業体験に行ってきました。
毎年開催している企画で、友人のやっている無農薬有機野菜の農業を体験しようということで、今年で4年目になります。
毎年参加者の方々から喜ばれていて、体験する前と体験した後ではその表情が全く違います。
今年は農業体験に加えて、初めての試みである、テント宿泊体験もしてきました。
この歳になるとワクワクすることも少なくなりがちですが、ここでの体験は一つ一つがワクワクさせてくれる体験で、いい意味で期待を裏切ってくれます。
最初に行った収穫体験であるにんにく収穫でも、初めてみる光景にビックリ。
にんにくってどのように収穫するか知っていますか?
にんにくは土の中にあり、それを掘り起こしていくのですよ。
僕はすっかりトマトやきゅうりのように、ちょっと背の高い枝にできているのかと思っていましたが、全く違いました(笑)。
しかも、にんにくは一つ一つ小分けにほぐれますよね。その一つを土の中に埋めると、収穫時には6個からなる一つの大きなかたまりになるのだそうです。
知らなかった~。
そのあとにはじゃがいも掘りやとうもろこしの収穫にも行きました。
とうもろこしは収穫してすぐに生のまま食べました!こうすることが出来るのも、無農薬野菜ならではなのですし、生のまま食べられるなんて信じられませんよね。
それがまた甘くて美味しいのですよ~。
夜は屋外でBBQをし、22時には消灯し、二日目は5時30分気起床で朝食前の収穫体験をしてきました。
収穫だけを体験するのではなく、農家のライフスタイルも体験することで、普段ではなかなか体験することのできないことも体験できたりします。
食料自給率が40%を切っているといわれている日本ですが、まだまだ無駄に捨てられている農産物も多いことも現地に行くと実感できます。
それも外見の見栄えを重視するばかりに捨てられてしまうものも多いという現状があります。その辺を解決する仕組みが構築できればもっともっと自給率も上がるはずです。
来年も同じ時期に農業体験を企画するつもりです。
毎年訪れていますが、その時その時で感じることが違います。
東京からも約3時間ほど。
ちょっと足をのばして、違う感性に出合ってみるのもいいかもしれません。
がんばろう、日本!