小さい頃から、憧れのプロゴルファーの一人だった杉原輝雄さんが先日他界しました。
僕の身長は168センチ。杉原さんは身長160センチでありながらプロ生活で積み上げてきた勝利数は63。
63勝ですよ、63勝。
凄いのひと言です。
小さな身体でプロの世界で63勝をするには並大抵の努力があったことでしょう。
その生き様から、“職人”、“マムシ”、とも言われていました。
ドライバーをフェアウェイで打つ、いわゆる“直ドラ”は今では石川遼プロや横峯さくらプロなどがやっていますが、僕の記憶では、日本人プロで最初に直ドラをやったのは杉原さんではないかと思います。小さい身体でどうやったら飛距離を伸ばすことができるか、考え抜いた末の策だったのでしょう。
幼少の頃、テレビで観た、川奈ゴルフで行われたフジサンケイクラシックでの戦いで、直ドラをして距離を伸ばしていたことを今でも鮮明に覚えています。
そんな憧れの杉原さんが最後に書いた本、『杉原輝雄 魂の言葉 生きるということ』という本を買いました。
テレビ画面からだけではわからなかった想いや行動の理由が、この本を読むと理解できるような気がします。
杉原さんの想いを胸に、ゴルフに仕事に精を出し、不屈の闘志を持ち、努力を怠らず、限られた日々を大切に生きていきたいと思います。
杉原輝雄さん。ありがとうございます。
がんばろう、日本!!