今週の一冊『稼ぎたければ、働くな。(山田昭男著)』
メディアでの露出も多いので知っている方も多いはず。
未来工業株式会社創業者の山田昭男さんの著書。
稼ぎたければ、働くな。と大胆な題名をつけているところも山田さんらしいですが、要は頭を使って稼ぎなさいということです。
一番印象に残っているのは、最近自分でも意識し始めている、“常識を疑え”ということ。
この本の中で載っていることの一つは、そもそも何故ドアにはノブがあるのか?ということを疑問に思ったということ。
ドアにノブがあると、手を使い、ドアを開け、そしてまたわざわざドアノブを持って閉める動作が必要になってくる。ドアにノブがなければ、例えば、飲食店に良くついているカウンターから客席にある開閉式の扉を、会社内のドアとして設置すれば、両手もフリーになるし、閉める時も放っておけば勝手にもとの位置にもどるので便利だし、時間や手間の削減に繋がる。
こういうことは普段何気なく暮らしている中に沢山潜んでいるように思う。
少し長くなってしまいましたが、著者の山田さんの考えは、他の誰に教えてもらったことではなく、自分自身が実践し、失敗し、成功してきているものを取り上げているので、真実味があってリアルに勉強になります。
興味がある方は是非。
読みやすいのでさらっと読めますよ♪